XMのスプレッドが広すぎるは間違い?実際に計測して他社と比較してみた!

この記事では

・XMのスプレッドが広いという噂は本当なのか知りたい

・他のFX業者と比べて、どれくらいスプレッドが異なるのか気になる

・XMのスプレッドが広がる原因や時間帯について詳しく知りたい

といった悩みや疑問を抱えている人に向けて、

この記事でわかること
  • 実際のスプレッド計測結果と他社との比較データ
  • スタンダード口座、KIWAMI極口座、Zero口座のそれぞれのスプレッド
  • スプレッドが広がる時間帯や理由について

XMのスプレッドが広すぎるのは本当?

結論
  • スタンダード口座はボーナスあり口座の中で広い
  • KIWAMI極口座はボーナスなし口座の中では狭いほう
  • Zero口座は手数料が高い

スタンダード口座のスプレッドは広い

XMのスタンダード口座の1日の平均値をランキング化したのが以下の表です。(計測は2024年4月24日の日本時間0時から24時までTickごと)

他のFX業者の比較対象口座は、「ボーナスありのスタンダード相当の口座」です。(exnessは除く)

RankBrokerスプレッド(pips)標準偏差
1BIGBOSS1.6220.122
2AXIORY1.7350.165
3exness1.7430.105
4FXGT2.2130.107
5XM2.6160.114
6HFM2.6250.119

計測方法やランキングの詳しい結果は下記の記事で紹介しています。参考にしてください。

結果を見れば明らかに、XMスタンダード口座のスプレッドは広いです。BIGBOSSに比べると平均値が1pipsも大きいです。

ただし、XMには新規口座開設ボーナスやロイヤリティプログラムが提供されています。それを加味すると広すぎて使えない口座ということはなく、小額でもFXができるメリットからスタンダード口座は初心者にも支持されています。

KIWAMI極口座のスプレッドは狭いほう

次に、「ボーナスなし口座プロ相当の口座」を比較したのが、以下の図です。XMではボーナスなし口座として「KIMIWA口座」と「Zero口座」がありますが、断然「KIWAMI口座」のほうがお得です(スプレッドと手数料を加味して比較)。

スプレッド 海外FX業者 口座 まとめ

計測結果の詳細は下記の記事で確認して下さい。

まず結論として、「XMのKIWAMI極口座」のスプレッドの平均値は狭いほうです。

exnessやHFMのプロ口座に比べるとスプレッドは広いですが、広すぎるというのは間違っています。

BIGBOSSのプロ口座やAXIORYゼロ口座比べれば明らかにスプレッドは狭いです。

Zero口座はスプレッドは狭いが手数料高い

XMの「Zero口座」は「KIWAMI口座」に比べてスプレッドは狭いのですが、手数料が高く、取引コストが高くなるのであまりおすすめできません。

「Zero口座」を検討中の方は、特別な事情がない限りは「KIWAMI口座」にしましょう。

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XMのスプレッドに関するQ&A

スプレッドが広い、大きいとはどういう意味?

スプレッドが広い、大きいとは、売値(Bid)と買値(Ask)の価格差が大きい状態を指します。

売値とはショートする時に売ることができる価格です。逆に、買値とはロングするときに買える価格のことです。

例えば、ドル円の通貨ペアを例に挙げると、買値が145.01円、売値が145.00円の場合、スプレッドは0.01円です。

この時、トレーダーがロングのポジションを注文したときは、145.01円で買えますが、決済時(売り注文)は145.00円でしか決済できません。

したがって、値動きがなく決済したとしても、損益はスプレッド分の「0.01円のマイナス」になります。

このように、スプレッドはFX会社が取引手数料の代わりに徴収するもので、トレーダーにとっては実質的な取引コストとなります。

スプレッドが広い、大きいとは、この価格差(買値と売値の差)が大きい、もっと言えば、取引コストが高いということです。

トレーダーが取引で利益を出すためには、より大きな金額を稼ぐ必要があり、不利な状況となります。

スプレッドは狭いほうが良いの?

スプレッドは狭い方が、トレーダーにとって有利です。前述した通り、スプレッドが狭ければ、取引の際に発生するコストが小さくなるからです。

ただし、XMの「Zero口座」のようにスプレッドが狭くても、手数料として別途取引コストがかかる場合もあります。

その場合は、スプレッドと手数料を合わせて、「取引コスト」で比較しましょう。詳しくは下記の記事で比較しています。

XMのスプレッドが広がる理由は?

XMのスプレッドが広がる理由は、「市場の流動性の低下」と「経済指標発表などの価格変動リスクの高まる」ことによっておこります。

市場の流動性が低下すると、買いたい人と売りたい人のバランスが崩れやすくなり、FX会社はスプレッドを広げることで価格の安定を図ります。

これは、市場参加者が少なくなる時間帯、「早朝」や「週末」に起こりやすい現象です。

重要な経済指標の発表は、例として、アメリカの雇用統計や各国の政策金利発表などが挙げられます。発表時は、相場が急激に変動する可能性があるため、スプレッドが広がることを前提に取引戦略を立てる必要があります。

他にも、FX会社がカバー取引を行う金融機関の都合によってスプレッドが広がることもあります。

XMのスプレッドが広い時間は?

日本時間の早朝、特に午前5時から午前8時頃にかけては、市場参加者が少なくなり、取引量が減少するため、スプレッドが広がりやすい傾向にあります。

週末の取引終了間際や、週明けの取引開始直後もスプレッドが広がりやすい時間帯と言えるでしょう。加えて、重要な経済指標の発表時もスプレッドが広がる可能性が高いです。

XMでスプレッドが狭い通貨は?

XMで比較的スプレッドが狭い通貨ペアは、取引量の多い主要通貨ペアです。

具体的には、ユーロ/米ドル(EUR/USD)、米ドル/円(USD/JPY)、ポンド/米ドル(GBP/USD)がおすすめです。

これらの通貨ペアは、世界中で最も取引量が多く、市場の流動性が非常に高いため、スプレッドが狭く安定している傾向があります。

ユーロ/米ドルは、世界で最も取引量が多い通貨ペアの一つであり、多くのトレーダーが取引に参加しているため、スプレッドが狭く安定しています。

XMのスプレッドはだれが決めている?

XMのスプレッドは、基本的にXMが提携しているリクイディティプロバイダー(LP)と呼ばれる金融機関が提示する価格を基に「XM」が決定します。

リクイディティプロバイダーとは、銀行や証券会社などの金融機関であり、FX市場に流動性を提供する役割を担っています。

XMは複数のリクイディティプロバイダーと提携しており、これらの金融機関から提示される価格の中から、最も有利な価格を顧客に提示するように努めています。

しかし、スプレッドは常に変動しており、市場の状況や取引量によって変化します。したがって、XM自身がスプレッドを完全にコントロールしているわけではありません。

例を挙げると、市場の流動性が低下する時間帯や、経済指標発表時には、リクイディティプロバイダーが提示する価格も変動するため、結果としてXMのスプレッドも変動することになります。

XMは、これらの変動要因を考慮しながら、スプレッドを決めています。

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