この記事では
・MT4を導入したけど、どのインジケータがいいのかわからない
・インジケータの中で、初心者でも扱いやすいおすすめを知りたい
・トレード精度の上がるインジケータを見つけて、自分の手法に取り入れたい
といった悩みや疑問を抱えている人に向けて、
- MT4で使えるおすすめインジケータ
- おすすめインジケータの特徴とトレード手法
- 初心者におすすめしたいインジケータ
- インジケータを使って、FXで成功するためのヒント
- 損切りから逆算したロットの計算方法
この記事では
・MT4を導入したけど、どのインジケータがいいのかわからない
・インジケータの中で、初心者でも扱いやすいおすすめを知りたい
・トレード精度の上がるインジケータを見つけて、自分の手法に取り入れたい
といった悩みや疑問を抱えている人に向けて、
を解説します。
FX取引において、エントリーや利確・損切箇所を見つけるためには、インジケーター(テクニカル指標)の活用が不可欠です。
初心者から上級者まで、それぞれがトレーディングスタイルに合わせたインジケーターの選択が、FXで成功率を高める鍵となります。
本記事では、「信頼性が高く」、「多くのトレーダーに活用されている」7つのインジケーターについて詳しく解説します。これらのインジケーターは、単独での使用はもちろん、複数を組み合わせることでより精度の高い分析ができます。
ピボットポイント(Pivot Point)は、前日の高値、安値、終値の3つの値から計算される重要な価格レベルを示すインジケーターです。このインジケーターは、サポートとレジスタンスのレベルとして活用されることが多いです。
ピボットポイントの特徴
ピボットを活用したトレード手法方法は、下記の記事で紹介しています。
ZigZagインジケーターは、価格の騰落の転換点を直線で結び、相場のトレンドを視覚的にわかりやすく表示するツールです。トレンドの方向性や強さを判断する際に非常に有効なインジケーターとして知られています。
ZigZagの主な特徴:
このインジケーターは、特に中長期のトレンド分析や、エリオット波動理論との組み合わせで効果を発揮します。詳しくは下記の記事で解説しています。
ダウ理論は、チャールズ・ダウ氏が提唱した相場分析の基本理論です。この理論は、現代のテクニカル分析の基礎となっており、市場の動きを理解する上で重要な考えです。
ダウ理論の6つの法則のなかで、FXで有効な法則は下記の通りです。
この理論は、単独のインジケーターというよりも、市場分析の基本的なフレームワークとして活用されます。トレンド分析において、他のインジケーターと組み合わせることで、効果的に使えます。
プライスアクションは、チャート上の価格の動きそのものを分析する手法です。複雑な指標を使用せず、純粋な価格の変動パターンから相場の方向性を分析できます。
主なプライスアクションは以下の通りです。
例えば、リバーサルハイ・ローはロウソク足が前足の高安値を更新したが、終値で前足の始値を実体が価格を更新したパターンです。
リバーサルハイ・ローを用いることで、相場の反転の判断材料にできます。
このようにプライスアクションのメリットとして、シンプルで分かりやすい分析が可能である点が挙げられます。ロウソク足の形状だけで判断できるので、複雑な計算は必要ありません。
RSI(Relative Strength Index)とMFI(Money Flow Index)は、オシレーター系のインジケータで、買われすぎと売られすぎの状態を判断するための指標です。
RSIは「0から100」までの数値で表示されるインジケータです。一般的に数値が70以上の場合に買われすぎ、30以下の場合に売られすぎの水準であることを示しています。
RSIは、「上昇と下落幅」を合計した値動きの幅に対するその中の「上昇」の割合を示しています。
このため、数値が大きければ、買われすぎでそろそろ下がるのではないかと考える人が多いです。逆に数値が小さい場合は、売られすぎでそろそろ価格は反発するのではと考えて、買いエントリーを行います。
オシレーター系の中では最も有名でシンプルなインジケータで、手法もシンプルなためおすすめのインジケータです。
MFIはRSIに「出来高」を加えた指標です。その程度の出来高を伴って上昇、下落したのかを示すことができます。そのため、RSIよりも市場の実態を反映していると言われています。
RSIと同様に0から100の範囲で表示され、MFIが80以上と20以下が売買判断の目安となります。
MFIなどのオシレーター系ツールは価格を直接示しているわけではないので、ダイバージェンスなど価格との関係を見て取引すると、効率よく活かせます。
限界値幅は、相場の変動幅の限界を示す指標です。この指標を活用することで、相場の転換点を予測することができます。
限界値幅は、通貨ペアや時間軸によっても変わってきます。下図は通貨ペアごとの1日当たりの平均ボラティリティです。通貨ペアによってボラティリティの大きさが違うことがわかります。
ゴールドは値動きが大きく、ユーロドルは値動きが小さいという特徴があります。
例えば、本サイトではゴールドの過去の1日単位の値動きを統計的にまとめ、限界値幅を分析しています。これを用いることでゴールドの価格がどこで反転しやすいのかがわかり、利確の目安にできます。
MTF(Multiple Time Frame)分析は、複数の時間軸でチャートを分析する手法です。複数の時間軸を分析することで、より全体的な相場観がわかります。
例えば、移動平均線で短期足と中期足、長期足のそれぞれを使うことで、トレンドの方向とサポートレジスタンスされやすい価格が明確になります。これを応用することで順張りの王道トレードができます。
初心者におすすめしたいインジケータは「ピボット」です。その理由はピボットのシンプルさです。ピボットは値動きが反転しやすい価格を明確に示してくれます。
ピボットラインに価格が近づいたときに、反転の兆しとなる「プライスアクション」が発生するかに注目します。ピンバーやエンゴルフィンバーが発生したら、あとは価格の反転を狙ってエントリーするだけです。
上級者には「MFI」インジケータを活用したダイバージェンスがおすすめです。
ダイバージェンスはテクニカル指標と価格が乖離していることを指します。具体的には、価格が高値を更新したが、MFIが高値を更新できていない場合、価格の上昇の勢いが弱まっており「売り」のエントリーポイントとなります。
詳しくは下記の記事で紹介しています。
インジケータ以外にもテクニカル分析指標は、FX取引で分析ツールとして広く活用されています。ここでは、信頼性の高い3つの指標について詳しく解説します。
これらの指標は、単独でも使用できますが、複数の指標を組み合わせることで、より精度の高い分析が可能です。
フィボナッチを基にした分析手法は、相場の反発や調整のポイントを予測する上で非常に効果的です。
フィボナッチリトレースメントでは、高安値から「戻り率」が、「38.2%」、「61.8%」のラインが価格が反発しやすい水準として重要視されています。押し目や戻り目の目安を探す場合に有効なテクニカル指標です。
水平線分析は、最もシンプルながら効果的な分析手法の一つです。特に日足の始値は、重要な価格レベルとして機能することが多く注目されています。
これらの水準は、サポートやレジスタンスとして機能することが多く、価格がこれらの水準に接近した際は、反発するか抜けるかに注視する必要があります。
おすすめの水平線は「日足の始値」です。日足の始値は、1日に1本だけで、だれが引いても同じ価格になるため、その日の相場の方向性を占う上で重要な指標となりやすいです。
エリオット波動理論は、相場の動きが5つの推進波と3つの調整波で構成されるという考え方に基づいています。
<推進派の波>
推進波の5波付近ではトレンドの転換となるプライスアクションやRSIが「買われ、売られすぎ」となるなどわかりやすいサインが出る場合が多いので、トレードチャンスを見逃さないようにしましょう。
ただし、エリオット波動の判断には高度な解釈力が必要とされ、初心者には扱いが難しい分析手法とされています。経験を積んでから取り入れることをおすすめします。
本記事では、おすすめのインジケータを7つ紹介し、初心者・上級者それぞれにおすすめしたいトレンド手法について解説しました。
まずは、どれか自分の気になったものや、トレードスタイルに合いそうなインジケータを使ってトレードしてみてください。その際、1つだけのインジケータに依存するのではなく、複数の指標を組み合わせることで、より信頼性の高い判断が可能です。
最後に、インジケータはあくまで補助ツールです。最終的な判断は相場環境や経済指標なども考慮して行ってください。