【XM禁止事項まとめ】口座凍結の可能性があるので利用規約は必ず守りましょう!

XM 禁止事項 利用規約

この記事では

・XMは両建てしてもOK?スキャルピングは?

・XMの利用規約を守りながら、安心してトレードを続けたい

・XMの禁止事項を知らずに取引して、利益没収されないか心配

といった悩みや疑問を抱えている人に向けて、

この記事でわかること
  • XMが定める11の禁止事項
  • 両建て、スキャルピングの取り扱い
  • 禁止行為を行ってしまった場合

を解説します。

XMが定める11の禁止事項

XMでは、公平な取引環境を維持し、全ての取引者が安全に取引できるよう、いくつかの重要な禁止事項を定めています。その中でも、トレーダーが注意するべき事項は以下の11項目です。

禁止行為は確認されるとペナルティが課される可能性があるので、十分注意してください。

①XMのサーバーに過度な負担をかける取引

XMのサーバーに過度な負担をかける取引は、システムの安定性を損なう可能性があるため、厳しく制限されています。

具体的には、以下のような取引は注意して下さい。

  • 1分以内に複数回の取引を繰り返す行為
  • 自動売買プログラム(EA)による過度な高頻度取引
  • サーバーに負荷がかかる時間帯での集中的な取引

このような取引は、他の取引者にも影響を与える可能性があるため、システムの安定性維持の観点から禁止されています。

スキャルピングトレードは公認

XMでは、通常のスキャルピング取引は公認されています。ただし、取引間隔は適切な時間を空け、過度な頻度での取引は避けるようにしましょう。

過度な取引はペナルティの対象となる可能性があります。

②複数口座での両建て取引

複数口座での両建て取引は、市場操作やリスク回避の不正な手段として使用される可能性があるため、XMでは明確に禁止されています。

両建てとは「同一通貨ペア」で「買い」と「売り」のポジションを同時に保有している状態のことです。複数口座で両建てすることにより、ボーナスを悪用して取引できてしまうため禁止されています。

ただし、「1つの口座」で両建てをすることは大丈夫です(禁止行為ではありません)。

③他社との両建て取引

XMでは、「他社との両建て取引」も明確に禁止されています。

「他社との取引は、さすがにバレないのでしょ」と思われがちですが、FX業者同士で情報は共有されています。リスクが大きいため、他社口座での両建ても絶対にしないように注意しましょう。

取引が発覚した場合、口座凍結や取引制限などのペナルティが課される可能性が高いです。

④複数名による組織的な両建て取引

複数名が協力して行う組織的な両建て取引も、XMは禁止しています。

複数名による両建て取引も、複数口座での両建てや他社口座での両建てと同様の理由でペナルティの対象です。

⑤週明けの窓開けを狙った取引

週明けの窓開け(ギャップ)を狙った取引は、XMの禁止事項なっています。ここで禁止されている「窓開け」とは、「前週の終値と翌週の始値の価格差」を指します。

週明け以外の窓埋め取引は問題ありませんが、窓明けの取引はスプレッドも広くなりリスクが大きいのでやらないようにしましょう。

⑥経済指標発表前後など高ボラティリティを狙ったハイレバトレード

経済指標発表前後のハイレバレッジ取引は、XMで禁止されている取引手法です。

この禁止事項に該当するのは、下記の場合です。

・経済指標発表の前後
・要人発言の前後

これらの時間帯に過度なレバレッジをかけた取引を行うことは、XMのサーバーに負荷をかけるだけでなく、トレーダー自身にも大きなリスクとなるので、気をつけてください。

⑦アービトラージ(裁定取引)

アービトラージ(裁定取引)は、同一商品の価格差を利用して利益を得る取引手法です。

XMでは下記のアービトラージが禁止されています。

・異なるブローカー間での価格差を利用した取引
・同一通貨ペアの異なる口座間でのスワップポイント差の利用
・システムの遅延を利用したレート差での取引

⑧接続遅延・レートエラーを狙った取引は禁止

システムの脆弱性を利用した取引も、XMでは禁止されています。

具体的に禁止されている行為

・サーバーの遅延時に意図的に取引を行う
・レートフィードのエラー時に取引を仕掛ける
・システムの不具合を故意に利用した取引

正常な市場環境下での取引を心がけ、システムの不具合や異常な市場状況を利用した取引は避けることが推奨されます。

⑨ボーナスやXMポイント(XMP)の不正取得・不正利用

XMトレーディングでは、取引口座開設時の入金ボーナスやXMポイント(XMP)の不正取得・不正利用を明確に禁止しています。

具体的には下記のような行為が禁止されています。

  • 第三者の名義を借りてボーナスを複数回受け取る行為
  • 同一人物が複数のアカウントを作成してボーナスを受け取る行為
  • XMポイントの不正な取得や譲渡

XMトレーディングでは、公平な取引環境を維持するため、これらの不正行為に対して厳格に監視しています。

⑩他人の口座で取引

XMトレーディングでは、口座名義人以外の第三者による取引を固く禁止しています。これは、マネーロンダリング防止や金融セキュリティの観点から重要な規則となっています。

下記のケースはすべて禁止行為に該当します。

  • 家族による代理取引
  • 友人や知人の口座運用
  • 専門家への委託

口座の取引は、必ず口座名義人本人が行う必要があります。

⑪自己アフィリエイト

XMで自己アフィリエイトは禁止されています。

自己アフィリエイトとは下記の行為です。

  • 自分で発行したアフィリエイトリンクを使用して口座を開設する
  • 家族や知人の名義を借りて自己のアフィリエイトリンクで登録する
  • 複数のアフィリエイトアカウントを作成して報酬を不正に得る

アフィリエイトプログラムは、「真っ当な紹介活動」に対してのみ報酬が発生する仕組みとなっています。

規約に違反する禁止行為を行った場合

XMでは、規約違反が確認された場合、取引者に対して厳格な措置が取られます。これは取引環境の公平性と安全性を確保するための重要な対応となります。

特に悪質な違反や、同じ違反を繰り返す場合には、より厳しい処分が科される可能性があります。

口座凍結や利益没収の可能性あり

XMでは、規約違反の程度に応じて段階的な対応が取られます。

規約違反が発覚した場合の一般的な措置の流れは下記の通りです。

  1. 警告の通知
  2. 取引の一時停止
  3. 口座凍結
  4. 利益没収
  5. アカウントの永久停止

警告はメールや電話で通知されます。通知された場合は直ちに規定に違反しないように取引を見直しましょう。

口座凍結されると、取引や出金ができなくなり利益の没収や最悪の場合アカウントが永久に使えなくなる可能性があります。

そうならないように、取引規約を十分に理解し、不明な点がある場合は必ずXMのサポートに確認することを推奨します。

まとめ

本記事では、XMの規約に基づき、禁止されている行為をまとめて解説しました。

禁止事項に違反した場合、取引の無効化やアカウントの凍結などのペナルティが課される可能性があります。取引する場合は、ルールを十分に理解し、遵守することが大切です。

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著者:専業トレーダー ピグ
FX歴5年目 2020.4 FX開始(サラリーマン)→ 2023.3 専業トレーダー
ダイバージェンスを駆使したデイトレード手法で専業トレーダーに
【2020年 年利152%】 【2021年 年利185%】 【2022年 年利229%】 【2023年 年利462%】
FX取引の注意点に関しては、金融庁「外国為替証拠金取引について」を参照してください。