この記事では
といった悩みや疑問を抱えている人に向けて、
- ゴールドの1日の値動き
- ゴールドの値動きの特徴・分析
- ゴールドのトレードで使える限界値幅インジケータ
この記事では
といった悩みや疑問を抱えている人に向けて、
を解説します。
コンテンツ
ゴールドはコモディティに分類される商品です。
このため、有事の際やインフレ対策として買われることもあり、上図の通り長期的に見れば右肩上がりのチャートになっています。
そのため、FXの基本戦略としても「買いから」ポジションをとったほうが有利です。
次に短期間の値動きとして1日の「平均的な値動き」を解説します。
ゴールド(ドル建て)の一日の値動きを2015/1~2023/11までの期間で平均した結果が下図です。
日本時間8時を0(基準)とすると夕方まで価格は上がり、17~18時にピークを打ち24時に向けて価格は下がる傾向にあることが分かります。その後26時ごろまで価格は上がりピークを迎え引けに価格は下がる傾向にあります。
分析することで傾向は分かりましたが、この単純で明快な値動きはどこからきているか疑問に思った方もいるのではないでしょうか。そのヒントは、「ゴールドの価格を誰が動かしているのか」を考えれば容易にわかります。
それは「国」が金を売買しているからです。特に近年は中国が金の保有量を増加せており、アジアマーケットで金の価格が上がる要因になっています。
これで値動きの理由も分かりました。売買の大枠は決まりです。朝買って、夕方売る。これだけです。
では価格はどの程度動くのでしょうか。利確のタイミングを知るためにも、次の章で値動きの幅を分析します。
ゴールド(ドル建て)の「時間ごとの値幅」を2015/1~2023/11までの期間で平均した結果が下図です。
まず、各主要な市場のオープン時間に変動が大きくなることが分かります。日本市場では11時、ロンドン市場では17時ニューヨーク市場では22:30にピークを迎え、24時のロンドンフィキシングに向けて変動が大きくなる傾向があります。
ここから分かることは、この時間帯には「ボラティリティによって」トレンドが変化する可能性があるということです。
この特性を理解することでポジションをとる、決済するタイミングをはかることが重要です。
下図に各時間帯別の始値からの最大pips分布(ここでは上昇方向のみ)を示します。
上図から、11時までは90%の確率で40pips内に収まり、17時までは80pips、22時半までは130、25時までは180pips動くことが分かります。このpipsを価格が止まる目安として、またトレンドに乗れた場合には利益確定の目安としたい。
これらを踏襲したオリジナルの限界値幅インジケータは下記のURLからダウンロードできます。
本記事では、ゴールドの値動きを分析し、その特徴をとらえた取引戦略と、オリジナルインジケータを紹介しました。
結論は「朝買って、夕方売る」です。
ぜひ、ゴールドの取引で試してみてください。