【MT4】チャートの色設定をカスタマイズ!設定したチャートの再表示方法も解説!

MT4チャートの色設定方法

色を変えたいチャートのプロパティを開く

まずは、色を変えたいチャートの画面上で右クリックします。

次に、プロパティをクリックします。すると下記に設定画面が出てきます。

「色設定」タブで背景色やロウソク足の色をカスタマイズ

上図の、右側の「背景色」や「全景色」などを設定することでチャートやロウソク足の色を変更できます。

変更した場合の色のイメージは左側に表示されるので、まずは色を変えて試してみてください。

全景色を「赤」にした場合

グリッドを「赤」にした場合

ちなみに、MT4にはデフォルトで「基本配色」が提案されています。

「基本配色」の3つのパターンをそれぞれ選択すると、下図のようにロウソク足の色やチャートの背景色が変更できます。

Yellow On Black

Black On White

【全般】ロウソク足の種類やグリッド線の設定

プロパティのタブで「全般」を選択する(下図赤丸)と、「チャートの種類(ロウソク足、バーチャート、ラインチャート)」やグリッド、出来高の表示/非表示を設定できます。

チャートの基本設定

設定項目概要
オフライン・チャートチャートは随時は価格が更新されていますが、オフラインのチャートにすることでそれまでのデータは保持したまま、新たな価格を更新しないように設定します。
※基本的には「チェックしない」でください。過去データの検証で使うことがありますが、通常の使用では必要ないです。)
チャートを前面に表示チャートのロウソク足をインジケータや水平線などの図形より前面に表示します。インジケータなどが重なり、ロウソク足が見ずらい時に有効です。
チャートの右端移動チャートを右端(最新のロウソク足)に移動します。(ツールバーでも設定できます。)
チャート自動スクロールロウソク足が更新され、新しい足に切替った場合に自動でスクロールして追従します。(ツールバーでも設定できます。)

チャートの右端移動や自動スクロールは便利な機能なので、チェックしておきましょう。

チャートの種類変更

新規でチャートを作成するとデフォルトでは「ロウソク足」表示になっていません。

右上の「バーチャート」が選択されているためです。

そこで下図のように、「ロウソク足」を選択すれば、チャートが変更できます。

チャートに各種情報を表示

さらに、チャートに各種情報を表示する設定ができます。

四本値表示

「四本値表示」にチェックすると、下図の赤線の箇所に現在足の「始値」、「高値」、「安値」、「終値」が表示されます。

Askラインを表示

「Askラインを表示」は、チャート上にAskラインが表示されます。(MT4のデフォルトでは「Bid」ラインのみ表示されます)

下図の赤線が「Ask」、白線が「Bid」です。両方表示すると、「スプレッド」の広さが視覚的にわかります。

期間区切り表示

「期間区切り表示」は、下図のように「日付が変わる時間」に縦線を表示できます。日付はMT4内の日付が変わる時間のため、日本時間とは異なります。

グリッドの表示

「グリッドの表示」は、チャート上に縦横のグリッド線を表示できます。

MT4のデフォルトではチェックが付いており、下図のようにチャートに表示されています。

非表示にしたい場合は、チェックを外しましょう。個人的にはグリッドはないほうが、チャートがすっきりして見やすいです。

出来高の表示

「出来高の表示」は、チャート下部に「出来高の大きさ」を表示できます。

FXの出来高は取引数量ではなく、Tick回数で表現されます。

ライン等の説明を表示

「ライン等の説明を表示」では、水平線やトレンドラインに設定した「説明」をチャート上に表示できます。

例えば下図のように、「下降のトレンドライン」と設定するとトレンドラインの上に文字が表示されます。

チャートの色設定の例

ここでは、チャートの色をカスタマイズした例として、下の図のように「白色のチャート」でロウソク足の陽線を「青色」、陰線が「赤色」のチャートに設定する方法を解説します。

チャートの背景色とロウソク足の色を変更

まずは、「背景色」を「White」に設定します。

次に「上昇バー」(ヒゲのことです)と「上昇のロウソク足」を「Blue」、「下降のバー」と「下降のロウソク足」を「Red」に設定すればチャートの色の設定は完了です。

ロウソク足を選択し、グリッドと出来高を非表示に設定

次に、「バーチャート」から「ロウソク足」に切り替えます。

最後に、「グリッドの表示」と「出来高の表示」のチャックを外せば完成です。

MT4チャートの設定を保存

新規のチャートを追加するたびに「チャートの設定」をするのが面倒だと思った方もいらっしゃると思います。その場合は、変更したチャートの情報を保存して「定型チャート」としていつでも呼び出せるようにしておきましょう。

チャートの保存方法

まず、保存したいチャートを選択し表示します。

メニューバーの「チャート」の中の「定型チャート」を選んで、「定型として保存」をクリックします。

すると、保存画面が出てくるので、任意の名前を付けて保存します。(ファイル形式は変更しないでください)

本記事では「Sample」という名前で保存しました。

定型チャートの呼び出し

保存が完了したら、チャートの設定を読み込ませたいチャート(新規のチャート)を開きます。

再度メニューバー「チャート」内の「定型チャート」を選択すると、ファイルの中に先ほど保存した「Sample」(保存したときの名前)が表示されます。

表示された保存したファイル名をクリックすると、下図のように「チャート設定情報」が新たなチャートに反映されます。

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