この記事では
といった悩みや疑問を抱えている人に向けて、
・FX取引時間
・FX取引の夏冬のロンドン時間・ニューヨーク時間
・MT4の表示時刻
を解説します。
コンテンツ
FX取引時間
FX(為替)の取引可能時間
FX市場は世界中で取引され、週5日(月~金)、24時間稼働しています。
ただし、実際に取引しているFXブローカーによって細かな時間は前後します。例えば、
・XM
月曜6:05~土曜5:50(夏時間)
・FXGT
月曜6:00~土曜5:59
のように、ブローカーによってオープンとクローズ時間は異なります。
さらに、一時的ですが、メンテナンス等でクローズになっていることもあります。
CFD等の取引可能時間
ゴールドや株式指数など為替以外の場合にはブローカーごとにさらに違いがあります。
以下はその一例です。
・XM
7:05~翌 5:55(金曜は5:50閉場)
・FXGT
月曜7:00~土曜6:00
夏時間・冬時間
欧米にはサマータイムという年間を通じて日中の明るい時間をより有効に利用しようとする目的で導入された制度があります。具体的には、春から夏にかけて時計の針を1時間前に進めます。
これによって市場のオープン時間も切替るので、忘れないようにしておきましょう。
主要市場のオープン時間
日本時間を基準に考えると、各市場のオープン時間は下記のとおりです。
欧州セッション(ロンドン)
冬時間(標準時間)
- オープン: 午後5時(JST)(GMT(グリニッジ標準時)0)
夏時間(DST)
- オープン: 午後4時(JST)(GMT +1)
アメリカセッション(ニューヨーク)
冬時間(標準時間)
- オープン: 午後10時(JST)(GMT +7)
夏時間(DST)
- オープン: 午後9時(JST)(GMT +6)
夏・冬時間の切り替え時期
欧州とニューヨークで切り替え時期が異なるため、注意が必要です。
欧州:
- 夏時間への切り替え: 3月の最終日曜日
- 冬時間への切り替え: 10月の最終日曜日
ニューヨーク
- 夏時間への切り替え: 3月の第2日曜日
- 冬時間への切り替え: 11月の第1日曜日
MT4の基準時刻
FXブローカーごとに基準時刻が異なる
MT4に表示されている時刻はグローカーごとに異なります。
これは、各ブローカーが設定している基準時刻(サーバータイム)が違うからです。
例えば
・XM 夏冬切替あり
サーバータイム 夏時間 GMT+3 日本時間との時差6時間(日本時間=サーバー時間+6時間)
冬時間 GMT+2 日本時間との時差7時間
・FXGT 夏冬切替なし
サーバータイム GMT+3 日本時間との時差6時間
夏冬時間の切替はFXブローカーごと
上記に記載した通り、サマータイムでの夏冬の切替を行っているかどうかはブローカーによります。
XMの場合には、
3月の最終日曜日~10月の最終日曜日までは夏時間
10月の最終日曜日~3月の最終日曜日までは冬時間 となります。
まとめ
FXの夏・冬時間について市場のオープン時間の違いとMT4のサーバータイムについてブローカーごとの基準時間の違いに着目して解説しました。
半年に1度の切替で忘れてしますこともあるかと思いますが、トレーダーとして経験を積んでいると経済指標の時間もサマータイムに移行されるのでおもいだすことができます。
またアノマリーの手法を採用したEAでは、時間の切替をするかしないかを手動で行うものもあります。成績に直結する重要なファクターなので、EAの仕様をよく確認するようにしましょう。