FXやるならまずはこれを頭に入れろ:3M 手法×資金管理×メンタルが重要である理由を徹底解説

この記事では、

このような方に向けて、FXで少しでも成果が出るような行動を具体例を出しながら紹介します。

ここに写真
著者:専業トレーダー ピグ
FX歴5年目 2020.4 FX開始(サラリーマン)→ 2023.3 専業トレーダー
ダイバージェンスを駆使したデイトレード手法で専業トレーダーに
【2020年 年利152%】 【2021年 年利185%】 【2022年 年利229%】 【2023年 年利462%】
FX取引の注意点に関しては、金融庁「外国為替証拠金取引について」を参照してください。

FXは上がるが下がるかの単純なゲーム

まずは本文に入る前に、FXとは簡単なゲーム出ることを理解いただきたいです。

あまり成績が出ない人に共通するのですが、FXを難しく考えすぎていることが多いです。

もっとシンプルに簡単に考えたほうが、楽です。要は上がるか下がるかどちらに乗るかを臨機応変に変更するだけです。

SNSなどで難しい分析を出したり、複雑なチャートを見せている人に教えを乞う人がいますが、元の手法がどれだけ素晴らしくても、複雑なものほど覚えるのが大変で、もとの手法を再現することは難しいです。

ですので、大前提として単純にシンプルに考えるように意識しましょう

FXの成績に影響する要素を分解してみる

FX取引の成功の鍵は、

POINT
  1. 取引手法
  2. 堅実な資金管理
  3. 強固なメンタル

この記事では、それぞれの要素がなぜ重要なのか、そしてどのように統合的なアプローチを構築するかについて掘り下げます。

手法の重要性はそんなに大きくない?

これは当たり前ですが、手法が確立していなければ安定的に資金を増やすことは難しいです。

極論、手法なんて内容は何でもいいです。

エントリーからイグジットまで言語化できていてればよいのです。(内容がシンプルであればなおよし)
ただしリスクリワードは1:1以上にしてください。理由は損大利小で生き残っているトレーダーは私の周りにはいないが手法はまちまちだからです。

例えば、以前Goldについての記事を出しました。まだ読んでいない人はこちらから 
【2024年完全版】FX GOLD(ゴールド)の相場分析(無料インジケータあり)

ざっくり内容をいうと、過去の値動きを分析すると日本時間の朝から夕方にかけて上昇しやすく、18時ごろから24時にかけて下落しやすい傾向をトレードに活かそうというものです。

これはFX手法としてよくある、「アノマリー」と呼ばれるものです。

これを手法として考えると、日本時間の10時に買って、時間ごとに分析した期待できる値幅に到達したら利食い(損切はリスクリワードが1:1になるように設定)で値幅に到達しなかった場合には18時に決済する。という感じです。

上記の手法はシンプルなのに不思議と結果が出ます。(時間があれば検証してみてください)

これは、ほんの1例です。最初にお伝えした通り、手法は何でもいいので、これだと思ったものを続けてみて下さい。(短くても3か月)

POINT

手法はなんでもよい理由は、どんな手法にも合う相場と合わない相場や時間帯があるからです。

それを学習してフィルターを付け加えていけばよいのです。取引しない場面をきめるのです。

そうすれば、結果としてFXが上手くなります。もう一度繰り返します、手法はなんでもいいです、勝てない手法はありません。どんな場面や時間帯で機能しやすいのか、試してみてください。必ず上手くいく期間が見つかります。

資金管理の原則

資金管理は、リスクをコントロールし、資本を保護するための重要な戦略です。

資金管理がきちんとできていれば安定した取引を続けることができます。

POINT

資金管理は下記のいづれかを必ず守る

  1. 証拠金の一定割合の金額をリスク(損切した場合の金額)としてトレードする
  2. リスク金額のみを(小額)証拠金として入れてロスカットを許容してトレードする

基本的には多くの方が1のパターンを採用している印象です。(統計を取ったわけではないのであくまでも個人の感想です)

これは1取引ごとに証拠金の2%など一定の損切幅を事前に設定してロットを設定してトレードするやり方です。

ロットの計算方法については過去の記事で紹介していますので計算方法がわからない方は読んでみてください。MT4で自動でロットを計算するツールも無料でお配りしています。

ただし損切をずらしてしまったり、損切幅を設定せずにトレードをしている人にはパターン2をおすすめします。

最初から証拠金を小額とすることで、損を強制的に限定できます。

そしてそれとセットで利益が出たら別口座へ資金移動したり、出金したりしてみてください。
コツコツドカンを防ぐ最強の方法です。

メンタルの強化

最後にメンタルについてです。

POINT

心に刻むべきこと

人は損をしたくない生き物だということを認識する

お金が絡むFXにおいてメンタルは切っても切れないです。

プロスペクト理論という有名な心理に関する知見があります。

人は利益よりも損失のほうが重く感じ、利益が出るとそれが減るのが気になって仕方がなくなります。
これが、コツコツ、ドカンが発生する要因です。

これを克服する方法はありません。なぜなら人間の本能だからです。

ではどうすればよいかというと、コツコツドカンにならない仕組みをつくることです。

例えば先ほど資金管理の章で解説した通り、証拠金を限定したり、またはEAで注文に自動で損切を設定するようにしておくことです。

まとめ

手法、資金管理、メンタルの統合は、FX取引における成功への鍵です。

そのためにはツールやEAが有効です。

なぜならば自分の手法のエントリー条件がでたらサインを出すように設定することで手法の再現性が高くなり、資金管理は自動化できます。


ただしメンタルはもっともコントロールすることが難しいです。ツールやEAを扱うのが人間である以上やむを得ないのですが、まずメンタルによって取引が乱れないような仕組みを構築することによって強制的にコントロールできないか模索してみることです。慣れてくると、経験によって少しはメンタルがコントロールできるかもしれません。