この記事では
・事前に損益を把握しながら、トレードを計画する方法が知りたい
・MT4で損益が瞬時に確認できる方法を知りたい
・トレード中にリアルタイムでpipsや利益・損失を把握する方法がわからない
といった悩みや疑問を抱えている人に向けて、
- 注文前に損益を計算して表示するインジケータの使い方
- 保有中・決済済みポジションの損益を簡単に確認する方法
- 確定した損益をまとめて表示し、トレード成績を簡単に管理する方法
この記事では
・事前に損益を把握しながら、トレードを計画する方法が知りたい
・MT4で損益が瞬時に確認できる方法を知りたい
・トレード中にリアルタイムでpipsや利益・損失を把握する方法がわからない
といった悩みや疑問を抱えている人に向けて、
を解説します。
コンテンツ
FXトレードで損益を表示するインジケータの目的は、下記の3つです。
つまり、ポジションを「持つ前」、「持っているとき」、「持った後」にその損益を確認したいわけです。本記事では、この3つの項目をそれぞれ表示できるインジケータを紹介します。
こちらの損益表示インジケータは、取引開始前にトレードで予測される利益や損失を計算して表示します。この機能により、トレーダーは一目でリスクとリワードを把握できます。
例えば、ある通貨ペアでの売買を検討している場合、エントリー価格、損失許容価格(ストップロス)、利益確定価格(テイクプロフィット)を入力すれば、損益が瞬時に表示されます。
こちらのMT4のインジケータは、現在保有中のポジションについての獲得pipsをリアルタイムで表示します。トレーダーは市場の値動きを反映したポジションの利益や損失を一目で確認でき、迅速な対応ができます。
本インジケータは、ある期間の「確定した損益」を表示するものです。自分のトレードが過去どのような結果をだったかを確認して、手法や相場観を見直す手助けとなります。
損益表示インジケータを使うことには、以下のメリットがあります。
損益表示インジケータは「FX初心者」におすすめです。
以上の理由から、初心者にも非常に役立つツールであると考えられます。このツールを活用し、効果的にトレードスキルを向上させることが期待できます。
ここからは、上記で紹介したインジケータの詳細とダウンロード方法を紹介します。
この機能では、トレーダーが入力したロット数と、設定した利確(利益確定)価格および損切(損失限定)価格に基づいて、損益が自動的に計算され表示されます。
以下のような情報から損益が計算されが表示されます。
この機能はリアルタイムで更新されるため、市場の動きに応じて損益予測も変動します。常に最新の価格から損益が計算されるため、資金管理が格段に楽になります。
トレーダーは自身の設定した利益目標や損失許容範囲内でトレードできているかを確認できます。
例えば、以下のような使用シナリオが考えられます:
このように、事前に損益を確認することで、予期せぬロスカットになる可能性がなくなります。さらに感情的なトレードを避け、より理性的な判断が可能となります。
長期的にも一貫したリスク管理戦略の実行につながり、持続可能なトレードスタイルの確立に役立ちます。
このインジケータは、適切なロット数を計算してくれます。
トレーダーは自身の資金管理ルールに基づいて、1トレードあたりの最大リスク額を設定していることが多いです。例えば、「口座残高の5%以上はリスクにさらさない」、といったルールです。
本インジケータの機能を使用することで、リスクに見合ったロット数が以下の手順で計算されます。
この機能は初心者トレーダーにとっても非常に有用です。適切なロット数の決定は、経験の浅いトレーダーにとってしばしば難しい課題ですが、この機能を使うことで、より安全にトレードを学ぶことができます。
このインジケータを利用することで、トレーダーは視覚的に現在のポジションの獲得pipsを確認できます。
これにより、トレーダーはポジションの状況を常に把握することができます。
スムーズな取引を行うためには、保有中のポジション数とその損益を一目で把握できる環境が重要です。本インジケータを使用することで、各ポジションごとの損益pipsが確認できます。
これらのツールを利用することで、保有しているポジションの状況を視覚的に把握でき、利確や損切を判断する際の手助けになります。
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トレーダーは任意の期間を指定することで、その期間の確定済みの損益を確認できます。この機能により、トレーダーは自身のパフォーマンスを様々な時間軸で分析することが可能です。
期間指定の損益表示には、以下のような利点があります。
確定済みの損益表示機能は、トレーダーが自身のトレード成績を容易に確認できます。計算や手作業でのデータ整理を行う必要はありません。
ただし、過去の成績が必ずしも将来のパフォーマンスを保証するものではないことに注意が必要です。トレード成績は、あくまでも自己分析と改善のためのツールとして活用することが望ましいと考えられます。
損益表示機能は、長期間と短期間の両方のトレードを効果的に振り返ることを可能にします。トレーダーは異なる時間軸での戦略の有効性を評価し、市場環境の変化に応じた適切な判断を下すことができます。
例えば、デイトレードの成績を日次ベースで確認しつつ、同時に年間を通じたパフォーマンスも評価することで、より包括的な分析が可能になります。これにより、短期的には成功しているように見える戦略が、長期的には期待したほどの結果を出していないケースなども発見できます。
長期間のデータを分析することで、自身のトレーディングスタイルの進化や、スキルの向上度合いを客観的に評価することができます。
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ここでは簡単にインジケータのインストール方法を解説します。画像付きで詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
MT4インジケータを利用するためには、まず使いたいインジケータを見つけてダウンロードすることから始めます。多くの場合、インジケータはウェブサイトで提供されており、無料のものや有料のものがあります。
インジケータを利用するのに必要なファイルは「.ex4」ファイルです。(「.mqh」ファイルはソースコードファイルのためコンパイルする必要があるので注意してください)
ここで、インジケータが正常に表示されない場合、ファイルの形式が間違っているか、または保存場所が間違っている場合がありますので再確認してください。それでもうまくいかない場合は、開発者へ問い合わせることを推奨します。