この記事では
MT4のチャート上で簡単にpipsを測る方法を知りたい
保有ポジションの損益pipsを知りたい
ボラティリティを確認するためにpipsバーを表示するインジケータがほしい
といった悩みや疑問を抱えている人に向けて、
- MT4十字カーソルを使ったpipsの測り方
- 保有ポジションの損益をpipsで表示する方法
- pipsをバーで表示できるインジケータ
この記事では
MT4のチャート上で簡単にpipsを測る方法を知りたい
保有ポジションの損益pipsを知りたい
ボラティリティを確認するためにpipsバーを表示するインジケータがほしい
といった悩みや疑問を抱えている人に向けて、
を解説します。
MT4のチャート上でpipsを測る方法には「十字カーソル」と「保有ポジションの損益を表示する」をがあります。
これにより、2点間のpips数を素早く確認できます。これらの方法を知っておくことで、トレードの判断がよりスムーズになります。
MT4には、チャート上で価格差を測定できる「十字カーソル」機能があります。この機能を使うと、2点間のpips差をすぐに確認できます。
十字カーソルでpipsを測る手順は以下のとおりです。
まずは、MT4上で「十字カーソル」を選択します。画面の左上のメニューバー内の「+」マークをクリックするか「Cntl+F」もしくはマウスホイールをクリックしてください。
十字カーソルが選択できると、チャート上でマウスが「+」のマークになります。
下図のようにチャート上に「上下」、「左右」に線がでればOKです。
次にpipsを測りたい2点を指定します。
起点(1点目の価格)からドラッグ(クリックしたままマウス移動)して計測したい終点(2点目の価格)まで十字カーソルを移動すると、カーソルの近辺に3つの数字が表示されます。
この3つの数値はそれぞれ「ローソク足の本数」「pips」「終点の価格」を示しています。
今回は知りたい、pipsは「真ん中の値」になります。ただし、表示されるpipsの数字は「1pips」ではなく、「0.1pips」であることに注意が必要です。上図の場合、「622」と表示されているので「62.2pips」ということになります。
この方法を使えば、エントリーから決済までのpips数や、サポート・レジスタンスラインまでの幅を簡単に測れます。
ちなみに、上図に表示されている「622」という数字の単位は「ポイント」で、「622ポイント」ですよという意味になります。MT4では「ポイント」という単位を使って価格を処理しているため、「pips」とは桁のズレが発生します。(1ポイント=0.1pipsと考えておけば大丈夫です。)
MT4では、保有ポジションの損益を「pips」単位で確認もできます。
デフォルトでは、損益は通貨単位(ドルや円)で表示されますが、設定を変更することでpipsで表示可能です。
pips表示に変更する手順は以下のとおりです。
まずは、下図のように「ターミナル」を開きます。
ターミナル内で右クリックして表示された選択の中から「損益表示形式」→「ポイントで表示」を選択します。
すると損益の表示が「ポイント」に切り替わります。
表示される数値の単位が「ポイント」になっているため「0.1倍(1/10)」して「pips」に変換しましょう。
1桁小さくするだけです。
例えば、上図の場合、損益が「300ポイント」なので「30pips」ということになります。
チャート上で値動きのボラティリティを確認するために「一定pips」の大きさを表示できるインジケータを紹介します。
pipsの具体的な数値ではなく、視覚的に値動きの大きさを知りたい方には便利なインジケータです。
このインジケータは、チャートの一番右側に「バー」を表示されます。
上図では、ドル円の5分足のチャートに「20pips」に指定したバーを表示しています。
設定したpipsに応じた大きさのバーが表示されるので、瞬時に相場のボラティリティの大きさを判断できます。